外に出て雲を観察しよう!NASAが協力を呼びかけ

NASAと科学教育を広めるGLOBE Programが一般の人に協力を求めている。それは雲の観察だ。

3月15日から4月15日にかけて行われるこのイベントは誰でも参加でき、指定のスマートフォン用アプリ「GLOBE Observer」を使用。毎日最大10回の雲の様子を観察し、データを送信するというもの。もっともたくさん協力した参加者には、NASAの科学者からビデオメッセージが送られ、GLOBE Programの公式サイトとSNSに掲載されるということだ。

やり方は簡単。アプリを起動し「GLOBE clouds」を選択すると、日時、場所、空全体に占める雲の割合、気象情報などを入力する欄が次々と現れるので、該当するものをタップしていくだけ。雲の写真を撮って送ることもできるが、写真を撮らずにデータだけ送信することも可能だ。

NASAのGLOBE CloudsチームリーダーであるMarile Colon Robles氏は、今回の取り組みに関し、NASAが地上にいる一般の協力者を必要としていることを広く知ってほしいこと。そして季節が冬から春に移りゆく今、雲のタイプが変化しているとも話している。

科学者たちは一般市民から集められたこれらのデータを活用し、観測施設で得られたデータが正しいかどうかを確かめるという。NASAのラングレー研究所で働く科学者たちは、CERESと呼ばれる人工衛星を使ったシステムを使い雲の観察を行なっているが、これによって得られる画像からすべてのタイプの雲を確認するのは難しいとのこと。しかし人工衛星から得られる画像と、一般市民から提供された地上からの画像を比較することで、雲の詳細を確認することが可能になるというのだ。

興味はあるが、雲の観察などしたことがないから上手くできるか心配…という人に、Colon Robles氏は「ただ、外に出てください。たくさんの雲を観察すればするほど、データの収集がより楽になるでしょう」とアドバイスしている。

アプリは日本語には対応していないが日本からの参加もできるので、興味がある人は試してみてはいかがだろうか。

Calling All Cloud Gazers: NASA Needs Your Help! (NASA)

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