Credit : Edgar Martins

ESA、マクスウェル試験部屋の写真を公開

欧州宇宙機関(ESA)は、同機関の研究所内にあるマクスウェル試験部屋の写真を公開した。写真には均一に壁から飛び出した青色の突起が写し出されており、壁全体を覆っていることが確認できる。

この部屋は人工衛星の電磁両立性(EMC)を評価するために使用されているという。この写真を撮った写真家であるEdgar Martins氏は、ソニーワールドフォトグラフィーアワードにおいて、建築物部門と静止物部門で最終選考に残っているということ。

この試験部屋では扉が閉められると、四方の高さ9mの壁によりファラデーケージとなり、外からの電場が完全に遮断される。壁一面に取り付けられた、まるでピラミッドのような四角錐は内部の音を含むあらゆるシグナルを吸収。まったく反射しない空間を作り出すことで、真空の宇宙空間を再現しているという。これにより、人工衛星を試験部屋内で起動することで、干渉するシグナルがないかを確認することができるということだ。 

Edgar Martins氏はポルトガル出身で、これまでにもESAと密に協力することで、世界中にあるESAの様々な施設の写真を撮影してきた。これらの作品は本に収められているだけでなく、展示会も開かれているという。

WALL OF THE MAXWELL TEST CHAMBER (ESA)

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