NASA、次世代気象衛星「GOES-S」の打ち上げ成功

NASAは3月1日午後5時02分(米国東部標準時)、アメリカ海洋大気庁(NOAA)の次世代気象衛星第2弾となる「GOES-S」の打ち上げに成功したと発表した。

打ち上げられたのは、Geostationary Operational Environmental Satellite-S(GOES-S)と呼ばれる気象衛星で、アトラスVロケットによってフロリダ州のケープカナベラル空軍基地から打ち上げられた。同日午後8時58分には、計画通りにロケットから分離されたことが確認されたという。GOES-Sは今後およそ2週間かけて高度2万2,300マイルに到達し、GOES-17という名称に変更される。今年の下半期にはGOES-Westの位置(西経135度)に移動し、正式に稼働を開始する予定だ。

GOES-17は今までの気象衛星と比べ、より高速に、より精度の高いデータをリアルタイムで地球に送ることが可能になるという。これにより、地球の大気中で起こっている台風や雷、濃霧などの自然災害の情報を提供していくということだ。気象予報の精度を高めるだけでなく、山火事の位置や動きを観測することができるため、消火活動や避難経路の選定などにも役立つという。また、霧の出現と消失を予測することに役立つため、空港の管制業務にも役立つということだ。

GOES-17は、先に打ち上げられGOES-East(西経75度)の位置にあるGOES-16と協力して活動に当たる。GOES-17が参加することにより、観測できる範囲が大幅に広くなるということだ。

NASA, ULA Launch Advanced NOAA Weather Satellite (NASA)