Credit : Ministry of Antiquities وزارة الآثار via Facebook

2000年前の巨大埋葬所がエジプトで発掘、高僧のミイラなど見つかる

エジプトの都市ミニヤーに2000年前の巨大な埋葬所が見つかった。そこにはトトとして知られる古代エジプトの神に使えた高僧のミイラ化した遺体が発見されたが、どうやら今後もまだまだ発見が続きそうだ。

トトにつかえた高僧の墓には1000以上の像のほか、高僧の内臓を入れるための四つの雪花石膏の容器も見つかっていた。保管状態もよく、内部にはミイラ化した内臓も入っていた。容器には象形文字で高僧の名「Djehuty-Irdy-Es」と様々な肩書きが記されていた。この高僧のミイラの首には、女神ヌトが翼を広げ死者を守る構図の銅でできたカラーがつけられていた。ミイラにはまた、アミュレットや、青と赤のビーズや銅箔のシートなどがつけられ、二つの目が描かれた青銅には象牙と水晶のビーズもついていた。興味深いことに、「あけましておめでとう」などと年明けを祝う内容が描かれた象形文字も彫られていたそうだ。

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この発見は2月25日にエジプト考古省により発表されたもの。他にもすでに様々な大きさの40の石棺が見つかっており、一部の石棺には人の姿や名前と肩書きが記されている。またある家族の墓には死者と共に埋葬される小さな人型の像ウシャブティ(ushabti)が見つかっている。ウシャブティは死後埋葬された者に使えるとされており、持ち主の名前と共に当時の僧侶の名前も記されていた。

この場所での発掘は昨年末から始まったが、考古学的な発見はこれからまだまだ続くと考えられており、考古省は、今後5年間を費やしてこの場所を発掘していくとしている。

Ancient necropolis discovered by archaeologists in Egypt: ‘This is only the beginning'(Independent)

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