Credit : INDRANIL MUKHERJEE/AFP/Getty Images

人の頭ほどある世界最大級の脳腫瘍、無事摘出

重さ1.8kg、世界最大級の脳腫瘍の摘出手術がインドで行われた。巨大な腫瘍は無事摘出され、術後の容態は安定しているという。

2月22日付けのThe Hinduが報じるところによれば、この腫瘍は31歳の男性のもの。腫瘍はここ三年間をかけて今の大きさまで成長。特にここ1年間の腫瘍の成長は早く、手術前には男性の頭より大きくなっていた。頭蓋内の腫瘍は、腫瘍全体の10%であったが、腫瘍による圧迫のため、男性は視力を失った。このまま放っておけば圧迫により体が麻痺したり神経への損傷も考えられた。

男性の妻はそれまでに3つの病院を当たったものの、この腫瘍は手術出来ないと断られたそうだ。ようやく見つかったムンバイの病院で執刀に当たった医師は、インドの別の病院で1.4kgの脳腫瘍を摘出した経験もある人物だった。それでも今回の腫瘍は流石の大物で、多くの文献を調べたがここまでの大きさの脳腫瘍は世界でも初めてかもしれない、と手術に当たった医師は語っている。

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手術は2月14日にムンバイの病院で6時間かけて行われ、術中に使用された輸血用血液製剤は11ユニットにのぼる。幸いにも術後の容態は安定しており、男性は集中治療室にて回復中だという。なお、脳を圧迫していた腫瘍が取り除かれた今、医師たちは男性の視力も徐々に回復することを望んでいる。

Doctors remove 1.8 kg brain tumour in six-hour surgery(The Hindu)

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