全てが生まれた瞬間になにが?「宇宙が生まれた1秒間」

宇宙が生まれた、最初の1秒間には何が起きていたのか?すべての始まりはビッグバン。突然の爆発が、「空間」「時間」「重力」を生み出した。そして宇宙は急激に膨張し、大量のエネルギーを放出していく。エネルギーの塊だった宇宙には、まだ物質が存在しなかった。では、物質はどこから生まれたのだろうか?

その疑問を解くカギは、アインシュタイン。彼は、エネルギーと物質は互いに変換可能、ということに気づいた。凝縮されたエネルギーこそ、物質の正体だったのだ。質量の生みの親と言えるのが、ヒッグス粒子。ヒッグス粒子は物質と相互作用し、質量を与える。その存在を確認するため、研究者たちは実験を重ねた。中性子を高速で衝突させ、衝撃で飛び散った素粒子のなかにヒッグス粒子がないか調べるのだ。

そして2012年、ついに努力が身を結ぶ。物質が存在するために必要不可欠なヒッグス粒子を発見したことは、歴史的な快挙だった。そして最初の1秒が過ぎるころ、宇宙を形作る要素はすでに揃っていた。太陽も地球も、全ては奇跡の一瞬から生まれたのだ。

RELATED POST