本気で走ればボルト級!? 野生のカピバラは超アクティブ

現存するげっ歯類の中でも最大種のカピバラ。南アメリカ東部のアマゾン川を中心とした温暖な水辺に生息するカピバラは、そのトボケた表情から醸し出される“ゆるさ”が日本の動物園でも大人気だ。

日中のカピバラは日向ぼっこや昼寝をして過ごしていることが多く、実際そのイメージを裏切らずとても穏やかで大人しい性格。人間にもよく懐き、撫でられているうちにウトウト眠ってしまうこともある、まさに動物界きっての“ゆるキャラ”である。

しかし、野生のカピバラは意外なほど俊敏な生き物で、天敵から走って逃げるときのスピードは、なんと時速50キロ! これは猛スピードで突進してくるイノシシやグリズリー(ヒグマ)とほぼ同じ速度というから驚きだ。

元陸上短距離選手であるウサイン・ボルト以上の最高速度で走ることができると言えば、もっとイメージしやすいだろう。いずれにせよ、そのずんぐりむっくりとした体型からは想像できない俊足の持ち主なのである。

そんなカピバラが暮らすアマゾン川周辺は、ジャガーなどの大型肉食獣からワニ、ヘビなど天敵が非常に多いため、のんびり昼寝などしていられないはず。ゆっくり温泉に浸かって毎日を過ごしているカピバラたちの姿は、平和な動物園ならではの光景なのかもしれない。

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