世にも珍しいホワイトライオンについて、あなたが知らない様々な真実

「百獣の王」と呼ばれ、古代エジプト時代には崇拝の対象とされていたライオン。だがお馴染みの黄褐の毛色ではなく、全身が真っ白な「ホワイトライオン」と呼ばれる珍しい個体がわずかながら存在することをご存知だろうか。

アフリカで偶然発見され、世界でも300頭あまりしかいないホワイトライオンの生態を紹介するのが『ホワイトライオンの王様』だ。このライオン、実際に体は真っ白なのだが、いわゆる「アルビノ(メラニン色素を生成する遺伝情報の欠落により体が白化した状態)」でも、人工的な交配で作られた種でもないという。

その真っ白な毛並みは美しく神秘的だが、自然界ではひときわ目立ってしまうがゆえに標的にされやすい。黄褐色のライオンならば草むらに身を隠し、敵の目をそらすことができるのだが……。

生息地の破壊による獲物の減少に加え、密猟や仕掛けワナなど、ホワイトライオンを取り巻く環境はとても厳しい。しかも家畜と共に暮らす人々にとって、貴重な家畜を狙うライオンは敵でしかない。そこで人間とライオンの対立が起こり、ライオンの数は23万頭から2万3,000頭以下、つまり9割以上も減少してしまったという。

こうして生まれたのが、フェンスに覆われた南アフリカのサンボナ保護区だ。保護に関わる人々の目的は、ホワイトライオンを再び自然へと帰すこと。さらにホワイトライオンの人工繁殖をしようと、遠く離れたオーストラリアへの輸送作戦も展開される。なお、番組の終盤にはかわいらしい「ご報告」もあるので、こちらもお楽しみに!

 『ホワイトライオンの王様』はアニマルプラネットにてご視聴頂けます。アニマルプラネットを未視聴の方は、こちらからご確認ください。 

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