Credit : US Bureau of Land Management

足あとから判明した古代マンモスの社会性

古い土壌に残されていた足あとから、古代に生きたマンモスも現代のゾウのように群れの仲間を気遣う社会性を持っていたとわかった。

アメリカ北西部のオレゴン州中部に位置するフォッシル湖(化石湖)から4万3000年前のマンモスの生痕化石を発見したのはオレゴン大学の古生物学者、リタラック教授。117個見つかったうち39個は大人のマンモスの足あとで、歩行の不自然さや左右の足あとの違いから、左足に怪我を負ったメスのマンモスだと推測した。

でも、それだけではなかった。20メートルほど続く怪我をしたメスの足あとの脇には、赤ちゃんマンモスと数頭の子どもマンモスの足あとも見られた。それらの足あとはメスのもとに寄せては離れ、離れては寄せて、まるで傷ついたメスを気遣うように並走していた。

このような行動は現代の母系制のゾウの群れにも見られるそうだ。ゾウはマンモスの遺伝子を99.4%も引き継いでいるため、大昔に生きたマンモスたちも現代のゾウと変わらない集団生活を送っていたと考えられる。

マンモス、といっても更新世には何種類か繁栄していた。今回発見されたコロンビアマンモスは最大級で、背丈4メートル、体長も4メートルほど、重さは10トンにも成長したそうだ。ケナガマンモスと違い毛がなかったので、比較的暖かい気候の北米に栄えていた。

Credit: US National Park Service

Mammoth prints found by UO group suggest a family trek (University of Oregon)
Ancient fossilized footprints reveal how juvenile mammoths looked out for their elderly (ZME Science)
Columbian Mammoth (US National Park Service)
Fossil Lake mammoth trackway reveals clues about Earth’s past (US Bureau of Land Management)

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