Credit : Advancement of Science

傷の修復、リサイクルも可能、伸縮性もある高性能人工電子皮膚が開発される

アメリカの大学の研究者たちが、人間の皮膚の機能を備えた「電子皮膚」を作った。伸縮性があり温度などを感知できるだけでなく、なんと傷ができたら薬をつけて直せるうえにリサイクルまでできてしまうのだ。

この人工電子皮膚は伸縮性、柔軟性があるだけでなく、加えられた圧力や、温度、湿度、振動も計測可能。しかし今回の人工皮膚の凄いところは、「傷薬」とも形容できる再生液をつけて修復できること、そしてリサイクル可能なことにある。これはポリマーと銀のナノ粒子でできており、裂けてしまっても、3種類の化学物質からなる再生液と熱と圧力により、化学的なつながりが壊れた箇所の修復が可能。修復できない状態になったら、溶液に浸すことで銀のナノ粒子を分離でき、これをまた新たな人工皮膚に再利用できる。

人間の皮膚のような伸縮性、感知能力を備えるだけでなく、修復とリサイクル可能な特性により安価で環境にも優しい人工皮膚として、今後ロボットなどに用いられることが考えられているほか、義肢や他の医療目的などにも使われることが考えられている。

Self-healing and fully recyclable electronic skin will help robots feel touch(ZME Science)

Rehealable, fully recyclable, and malleable electronic skin enabled by dynamic covalent thermoset nanocomposite(Science Advances)

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