Credit : Gibbs

気分はジェームズ・ボンド…水陸両用車アクアダ

2003年に登場したギブス・アクアダは世界初の高速水陸両用車。地上では時速約160km、水上では時速約48kmで走ることができる。

水陸両用車ありながらも見た目も違和感ない。だがよくよく見るとこの車、座席は3席で、ハンドルが中央の座席に着いている。地上では最大175馬力の出力を誇り、水上でのギブス社独自のシングル・ウォーター・ジェットで推進する。水上走行時には『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズの空飛ぶデロリアンのように車体側にタイヤが傾くなどワクワクするポイントが多いが、価格はロールスロイス並みとなる15万ポンドであり、結果としてはあまり人気はでなかった。

ギブス社は水陸両用ビークルを多く開発しており、このほかにもHumdingaシリーズ、Phibian、Terraquadなどの水陸両用車がある他、三輪バイクが水上スキーになるTriski、バギーが水上スキーになるQuadski XLやバイクが水上スキーになるBiskiなど開発している。

水陸両用車の歴史はそれなりに長く、西ドイツで製造され1960年代にアメリカで販売されたアンフィカー・770型は有名だ。より最近では、パンサー社がウォーターカーというジープをベースにした水陸両用車を販売している。また市販車では無いものの、CES 2018でモジュール式自動運転車を発表したスイスのRinspeed社の水陸両用コンセプトカーSplash水中翼システムを搭載しており、水面の60cm上を飛ぶようにして走る。同社は他にもSqubaという、水中も走れる「水陸両用」コンセプトカーを作っている。

軍用のものとなればそれこそ多数存在するが、アメリカ軍の水陸両用車DUKWは日本でも改造されたものが観光用として使用されていたことでも知られる。

AQUADA (GIBBS)

Aquada(YouTube)

Concept-Cars(Rinspeed)

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