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日本の民間ロケット会社、2021年完成に向け和歌山に発射場建設計画

日本の民間のロケット会社、「新世代小型ロケット開発企画株式会社」が和歌山県に発射場を建設する計画があると共同通信が報じている。

新世代小型ロケット開発企画株式会社は、キヤノン電子、IHIエアロスペース、清水建設、日本政策投資銀行ら4社により昨年8月に発足された会社だ。商業宇宙輸送サービスの事業化を目指しており、異なる業種間での連携により日本の宇宙産業の競争力強化に貢献するとしている。

この会社への出資率が4社中最も大きい70%のキヤノン電子は、超小型人工衛星CE-SAT-Iを昨年6月にインドのロケットで打ち上げている。キヤノン電子はこのロケットが同社の「宇宙ビジネス立ち上げの第一歩」としての役割を果たしたとしている。IHIエアロスペースは先日打ち上げられたJAXAのイプシロンロケット3号機の機体システムの開発・製造を担当している。清水建設は「宇宙ホテル」、「月面基地」、「月太陽発電 LUNA RING」など宇宙を舞台にした提案や研究なども積極的に進めているほか、宇宙専門のコンサルティング会社CSP Japanを子会社として持っており、関連情報や宇宙輸送サービスに必要となる各種インフラなどのノウハウを共有するなどして連携していくとしている。

なお民間のロケット発射場建設は日本初となり、発射場の建設事業費は数十億円になる見込みで、完成は2021年を目指すとのこと。それぞれに強みや実績を持った心強い会社が力を合わせ、日本が民間ロケットで世界に知られる国になる日は遠くないかもしれない。

日本初の民間ロケット発射場計画(Kyodo)

『新世代小型ロケット開発企画株式会社』の設立について(清水建設)

「超小型人工衛星 CE-SAT-Ⅰ」が「2017 年度グッドデザイン賞」を受賞 PDF (キヤノン電子)

イプシロンロケット3号機の打ち上げ(IHIエアロスペース)

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