最近何かと話題のビットコインだが、それで何が買えるのかわからないという方も多いだろう。ビットコインで購入可能な物は宅配ピザから宇宙旅行まで様々だが、中でも変わったものを見ていこう。
チェコにはデジタル通貨での支払いにしか対応していないコーヒーチェーン店がある。これは、あるエシカルハッカー団体により作られたカフェ。ビットコインを持っていない場合はカフェの入り口で換金可能だ。食べ物関連では、オランダのバーガーキングでは2016年からビットコインでの支払いに対応しているほか、デジタル通貨でワッパーを購入するともう一つただでもらえるそうだ。一つだけバーガーを食べたいビットコイン利用者にはなんだかありがた迷惑な話にも聞こえる。
ラスベガスの一部の「紳士クラブ」(いわゆるストリップクラブ)では飲み物からラップダンスまでビットコインでの支払いに対応している。ウェブカメラ・ストリッパーの中にもビットコイン支払いに対応しているものがあるようだ。

ExpediaやCheapAir.comなどの旅行予約サイトやラトビアの航空会社エア・バルティックなどはデジタル通貨での支払いに対応しているが、地球の旅行は飽きたというビットコイン大金持ちならヴァージン・ギャラクティックで宇宙旅行を買うのもいいだろう。
小売業界でも骨壺や棺を販売している米ミネソタ州の葬儀会社では割引ありのビットコイン決済を受け付けていたり、テキサス州では銃が購入可能なところもある。今は無きビットコインオンラインオークションサイトBitmitでは山羊なども売られていたようだ。
まだビットコインが大衆の日常生活に浸透していないこともあってか、ビットコインなどのデジタル通貨で支払い可能なことが店の一つの目玉になり得る現状では、どうしても奇抜な店が目立ってしまうようだ。果たして今後このようなデジタル通貨はどれだけ人々の日常の経済活動に広まるだろうか?
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