Credit : © 2018 The Ford Motor Company

「Buzz Car」でドライバーの興奮度をチェック!車の運転はジェットコースターを超えられるか

Fordが車の運転と、それ以外のアクティビティーを比較した研究を行った。それによれば車の運転は、日常生活で感じるワクワクの中でもエキサイティングな部類のようだ。

Fordの研究では、『ゲーム・オブ・スローンズ』の視聴、キス、ジェットコースター、サルサダンス、買い物など、日常生活の中で人々が興奮を感じる瞬間を「バズ・モーメント」として、高性能車での通勤でも同じような興奮を感じるかを調べている。詳しい測定や数値の出し方は明らかにされていないものの、「バズ・モーメント」の測定にはどうやら心拍数とガルバニック皮膚反応(皮膚にかく汗による電気抵抗を図る)が用いられている。

「バズ・モーメント」は単純な数値で表され、例えば買い物では「1.7」、『ゲーム・オブ・スローンズ』やサッカー試合の視聴では「1.5」。一番高い数値だったのがジェットコースターに乗ることによる「3」であった。これに比較し、フォード・フォーカスRS、フォード・フォーカスST、ムスタングの運転では平均「2.1」のバズ・モーメント値がでた。

動画に登場する心理学者でアナウンサーのHarry Witchelは、この研究の結果として、ジェットコースターは高いバズ・モーメントを集中して出すことができるが、高い性能を持った車を運転することは一番信頼できる、かつ容易に行うことのできるバズ・モーメントの経験の仕方だとしている。

一体どういうわけか、この研究では神経科学者の他にもデザイナーも混じり、フォード・フォーカスRSをベースにした「Buzz Car」というものも作成している。このBuzz Carはハイスペック・ゲーミングPCを搭載し、運転者の感情を車の外側に表現するための100本のLEDストライプと20万近いプログラマブルLEDを備えている。これにより運転者が「バズ・モーメント」にいる様子が車の見た目でわかるというものだ。

研究という割には細かい情報が開示されていないのが残念だが、面白い結果ではある。今回のものは運転の楽しさに注目したものであったが、Ford Research and Innovation Centerは、運転者の感情を理解して反応する乗り物の研究を行っていくとしている。ストレスや集中度の低下、疲れなどの度合いに応じて警告を出したり、急な状況では自動的に運転を行うようなカーシステムの開発につなげていく予定だ。

Ford Study Finds That Driving a Sports Car Is More Enjoyable Than Kissing(The Drive)

WANT TO FEEL GOOD? FORGET KISSING, FOOTBALL AND DANCING – GET A SPORTS CAR(Ford)

This “Buzz Car” comes to life when you do(YouTube)

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