宇宙の原材料を生み出す「超新星」

超新星は恒星が死に際に起こす大規模な爆発。

宇宙や人間を構成する元素を生みだす現象とは、どのようなものなのだろうか?

恒星の中心では常に核融合反応が起きており、水素からヘリウムとエネルギーが作られている。水素がなくなるとヘリウムから炭素や酸素を作って燃え続ける。太陽と同じ程度の恒星では、ここで核融合反応が終わり、赤色巨星を経て白色矮星となり、静かに一生を終える。しかし、連星の場合はⅠa型超新星、太陽の10倍程度より重い星の場合はⅡ型超新星を起こす。

超新星爆発のメカニズムを研究するうちに、死にゆく星の内部には星を爆発させるのに十分なエネルギーがないことがわかり、ニュートリノの存在が仮定されるようになった。ニュートリノは日本などの観測装置によって検出され、その存在が証明されている。

また、Ⅰa型超新星の研究により、宇宙の膨張が実は加速していることが明らかになった。超新星は、宇宙を形作る原材料を生み出し、さらに宇宙の大きな謎を解き明かすヒントを与えてくれているのだ。

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