Credit : Vatican News

上空1万メートルでローマ法王が結婚式を敢行

南アメリカのチリを訪問しているローマ法王フランシスコは、1月18日に首都サンティアゴから北部イキケへ専用機で移動する際、たまたま隣りに居合わせた客室乗務員カップルの結婚式を執り行った。ヴァチカンによると法王専用機上での挙式は初めてだそうだ。

イキケへのおよそ2時間20分のフライトで写真撮影に応じていたローマ法王は、隣りの席に座っていたパウラ・ポデスト‐ルイズさんとカルロス・シウファルディ‐エヨリアガさんカップルと気さくな会話を展開。ふたりは仕事を通じて知り合い、女性のパウラさんが上司だという。

「あなたがたはご結婚をされていますか?」とのローマ法王の質問に、ふたりは2010年に結婚式を行う予定だったものの、その年に起きたチリの大地震で惜しくも教会が崩壊してしまったため、カトリックの式を上げられなかったと説明した。その後は入籍し、ふたりの子どもにも恵まれているという。

すると、ローマ法王自らがその場で結婚式を挙げようと提案したそうだ。急な展開に驚きを隠せないパウラさんたちをよそに、法王とその側近たちは速やかに式の準備を進め、機内で提供されるメモ帳に手書きの結婚証明書が用意された。同乗していたLatam航空のCEOがふたりの証人となり、新婦のパウラさんには白の、新郎のカルロスさんには黒のロザリオがプレゼントされた。

途中でローマ法王がカルロスさんに「パウラさんはいまだにボスなのか?」と聞き、カルロスさんは「はい(苦笑)」と答えた場面もあったという。

Credit: LATAM Airlines

ちなみに、同じように飛行機で結婚式を挙げたいと思った方には朗報だ。英グロスタシャー州のコッツウォールド空港では、2017年12月から約120万円ぐらいの費用でボーイング747ドリームライナーまるごと一機を貸し切って結婚式を挙げられるサービスを開始したそうだ。もちろん、ローマ法王は同席できないが。

Pope Francis marries couple in impromptu ceremony aboard papal plane (CNN)

Pope Francis performs marriage ceremony aboard plane in Chile (Vatican News)

Weddings (Cotswold Airport)

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