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加速する車用音声アシスタント…今後のスタンダードなるか

最近何かと話題のAmazonの音声アシスタントAlexaは、リビングだけでなく車内にも浸透していくのか?車にAlexaを導入してスマート・カーにするデバイスが相次いで発表されている。

昨年末にはSpeak Music社の「MUSE」という製品がクラウドファンディングサイトに登場し資金調達に成功、そして先日行われたCESではAnkerの「Roav Viva」というAlexaを搭載した車載デバイスが発表された。どちらも本体にマイクを備え、車内オーディオに接続すると共に、スマートフォンとBluetooth接続して用いる。家庭用スマートスピーカータイプのAlexaと同じく、音声コマンドに対応し、音楽をかけたり、電話をかけたりすることはもちろん、道案内をさせたりもできる。

車をスマートにするという点でこれに近い試みとしては、AppleのCarPlayや、GoogleのAndroid Autoなどがある。これらはAmazon Alexaと同様に音声アシスタントとしての機能を果たすのみならず、車内のディスプレイにスマートフォンの画面を映し出し、より大画面でのコントロールも可能にする。しかし、どちらも対応した車種でなければ使用できないということがネックだった。その点Alexa搭載の車内デバイスは、すでに手持ちの車に比較的安価(Roav Vivaは50ドル、MUSEは70ドル程度とどちらも1万円以下)に付加し「スマート・カー」化できることが利点となっている。

AlexaにせよCarPlayやAndroid Autoにせよ、車をスマートにする技術のおかげで、これまで手と目を使わないと操作できなかった事柄が、ハンズフリーで路面から目を離さずにできるようになるというのは安全面から喜ばしいことだ。

今後自動運転車の技術が向上するにつれて、車内で利用するデバイスがハンズフリーである必要性も下がっていくと思われる。それでも、リビングでAlexaやGoogle Homeなどのスマートスピーカーを用いる人のレビューなどから読み取る限りは、画面を見て操作する事の煩わしさから解放されることには大きな利点があるようで、もしかしたら完全自動運転車が登場する未来にもやはり車内外でこのような音声アシスタントが使われ続けるのかもしれない。

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Muse – Alexa Voice Assistant for Cars(Indiegogo)

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