Credit : ESO

ESO、超巨大望遠鏡の製造光景を4K映像で公開

ヨーロッパ南天天文台(ESO)が、世界最大の光学望遠鏡のメイキング映像を4K動画で公開した。

南米チリで2017年初旬から建設中の望遠鏡「欧州超大型望遠鏡(E-ELTまたはELT)」。口径39mの巨大な鏡を必要とするが、現在の技術では一枚の巨大な鏡を作ることは不可能だ。そのため、六角形の直径1.4m、厚さ5cmの鏡を組み合わせることで巨大な鏡を実現するという。六角形の鏡の製造はドイツ・マインツの企業SCHOTT。今回製造されたのはわずか6枚だが、この六角形の鏡が798枚組み合わされることで、39m口径の望遠鏡が実現するという。

ELTの計画自体は2010年から始まり、2024年の完成を目指している。完成すれば世界最大の光学望遠鏡となり、現在地球上にあるすべての光学望遠鏡を合わせた性能をも上回ると言われている。ESOによれば、その精度は宇宙空間にあるハッブル宇宙望遠鏡のものの16倍にもなるということだ。

地球上に新たに誕生する巨大望遠鏡。完成した暁にはどんな新しい発見が待っており、宇宙のどのような姿を我々に見せてくれるのか、今からその活躍に期待したい。 

ESOcast 145 Light: First ELT Main Mirror Segments Successfully Cast (4K UHD) (ESO)

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