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「Blue Monday」は真っ赤なウソ…専門家による幸せな月曜日を過ごすための5つの心得

今日、1月の第3月曜日はイギリスで「Blue Monday」と呼ばれ、一年でもっともブルーな日として知られている。

クリスマス休暇の華やいだ気分は薄れ、寒さも風邪の流行もマックスに達し、給料日までにはほど遠い。そんな乏しい時期の月曜日、今週も仕事や学業に身を捧げなければならないと思うと本当にウンザリしてしまう…。このような心理が「Blue Monday」に凝縮されているらしい。日本にも似たようなコンセプトとして「サザエさん症候群」があるが、これは日曜の夜の訪れとともに人々をブルーにさせるといわれている。

しかし英 Independentによれば、実はこのBlue Monday、13年前にとある旅行会社のために造り上げられた宣伝材料に過ぎず、科学的根拠はまったくないという。根拠がないどころか、メンタルケアの専門家からは人をいわれのない不幸に陥れる危険性があるとして問題視されているそうだ。

イギリスで無料の心理相談を請け負う非営利団体「Mind」は、Blue Mondayにはうつ病という極めて深刻な病気を矮小化する恐れがあると指摘している。1月の第3月曜日という特定された日が人々を落ち込ませるという根拠はどこにもない。むしろうつ病の本当の怖さはいつだれが発症するか分からない点にあるという。また、うつ病は一日で過ぎ去ってしまうものでもない。

思い込みというのは恐ろしい。Blue Mondayだから気が滅入る、と決めつけてしまうと、どうしてもネガティブ思考になり自分で自分に不幸を引き寄せてしまう。どうせBlue Mondayが商業的な利益のために作られたウソならば、いっそ新しいポジティブな「Happy Monday」というウソを作ってしまえば?と提案するのは、イースト・ロンドン大学の心理学教授、Jolanta Burke氏だ。

  1. ハッピーなことが起こると決めてかかれば、普段見えなかった幸せにも気づけるかもしれない。たとえ電車が遅れていても、その満員電車の中で見た親切な行動に小さな感動を覚えるかもしれない。あるいはエスカレーターを止めて待ってくれていたあの人に、いつもよりあたたかな感謝の気持ちが湧くかもしれない。
  2. 体が本当に必要としている食べ物を感じ取って選ぶことにより、幸せな気持ちは増幅する。さらに、エスカレーターのかわりに階段を使ったりといつもより意識的に運動量をアップすると、自然に気分も上がるそうだ。
  3. 10分だけ早く起きて瞑想してみる。または、ただ静けさを味わってみる。
  4. 思い切って月曜の夜に友だちや家族と夕食を共にする。
  5. 睡眠時間を十分にとる。

一番大切なのはポジティブ思考。どうぞみなさん、幸せな月曜日を!

‘Blue Monday’ is a hoax – but it could become the most depressing day of the year if you don’t watch out (The Conversation)
Man who coined the term ‘Blue Monday’ apologises for making January more depressing (The Independent)
Busting the Blue Monday myth with #BlueAnyDay (Mind)

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