Credit : ESA/Royal Observatory of Belgium

ESAの「去年の太陽ひとまとめ」写真

欧州宇宙機関ESAが、宇宙衛星PROBA-2から撮影した太陽の写真を公開した。写真に写るのは365枚の太陽の姿、そう、これは2017年にPROBA-2が一年間毎日撮影し続けた太陽の写真のモンタージュだ。

これらの写真はPROBA-2搭載の「SWAP」で撮影されたもの。「SWAP」は「Sun Watcher using Active Pixel System Detector and Image Processing」という名称を無理矢理略したもので(だって単純に頭文字だけなぞれば「SWAPSDIP」の方が妥当だろう)、日本語にしてみれば「能動ピクセルシステム検知器と画像処理を使用した太陽観測機」とでもいえるだろうか。これは極端紫外線の波長により、太陽のコロナを捉えることができるカメラだ。

太陽の活動周期は11年であり、2017年は低活動期に移行する期間であったため、写真では明るい活動的な部分が消えて、暗いコロナホール大きくなるのが確認できる。なお、4月の最後から5月頭にかけては写真の中心に太陽が収まっていないが、これは意図的なもので、中心をずらして撮影することで、延長大気を研究するためであった。2017年8月21日にはアメリカの一部で皆既日食が見られたことも話題になったが、地球より800km離れたところを飛ぶPROBA-2は月の影を通過し、部分日食を捉えていた。今回のモンタージュにも一枚だけその写真が収まっている。

2017年の太陽写真まとめを高解像度で見たい方はESAのサイトからダウンロードが可能になっている。また、PROBA-2が捉えたこの部分日食の様子はタイムラプス動画としてESAのサイトで公開されているので興味のある方はそちらをご覧になると良いだろう。

THE SUN IN 2017(ESA)
The_Sun_in_2017PROBA-2’S PARTIAL ECLIPSES(ESA)

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