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BlackBerryとBaiduが自動運転車関連技術で提携

カナダのBlackBerry Ltd.と中国のBaiduが、自動運転車関連技術の提携を結んだことを発表した。

BlackBerry Ltd.はオバマ元大統領が愛用していたことでも知られる「BlackBerry」スマートフォンで知られる企業だが、現在はスマートフォン開発を止めソフトウェア開発企業となっている。BlackBerry Ltd.(以下BlackBerry)は「QNX」という様々なプラットフォーム向けのOSを開発しており、これはすでにAudi MMIフレームワークなどの車載システムのベースに使用されるなどしている。対する中国の大手インターネット企業Baidu(百度)は「Apollo」という自動運転オープンプラットフォームを持つ。

今回の提携では、BaiduのApollo自動運転プラットフォームのベースとしてQNXのOSを導入することが発表された。そのほかにも今回の提携で両社は、Baiduの中国向けコネクテッドカー用スマートフォン統合ソフトウェア「CarLife」や、その対話AIシステム「DuerOS」(Baiduのスマートスピーカーなどにも同OSが使用されている)、そしてBlackBerry QNX Car車載インフォテインメントプラットフォーム向けの高解像度地図などの統合などにおいても協力していくとしている。

BaiduのIntelligent Driving GroupのGMであるLi Zhenyuはプレスリリースの中で、両社は自動運転車、インテリジェント・コネクティビティー、そしてインテリジェント交通システムにおける、「技術的、商業的なエコシステムに向け協力していく」と述べている。BlackBerry QNXのGM兼上級副社長John Wallは同プレスリリースで、BaiduはAIとディープラーニングで大きな進歩を遂げているとし、BlackBerryの持つセーフティクリティカルな組み込みソフトウェアとセキュリティの専門性がBaiduの持つアセットと組み合わさることは「自動運転車にとって重要な要素となる」と語った。

なお、Baiduは「Apollo 2.0」のローンチイベントを1月8日に控えているほか、BlackBerryのQNXは1月17日から開催される「オートモーティブ ワールド 2018」に出展するとしている。

BlackBerry, Baidu Partner to Work on Driverless Car Software(Bloomberg)
BlackBerry and Baidu Partnering to Accelerate Connected and Autonomous Vehicle Technology(BlackBerry)
(Apollo)
(QNX)

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