Credit : NASA/JPL-Caltech/Space Science Institute

NASA、土星の月の写真を公開…噴出の様子も

土星の周りを回る衛星「エンケラドゥス」。直径498kmで、土星からはおよそ24万km離れた場所を、33時間かけて公転している。1789年にイギリスの天文学者によって発見されたこの星は、氷で覆われているもののその下には液体の海が広がっていると考えられており、地球外生命体がいる可能性も指摘されている。

この度、NASAが公開した写真では、土星の輪っかの前を通るエンケラドゥスの姿を見ることができる。左側は太陽の光を受け輝いている。写真の下部、エンケラドゥスの南極地点からは氷や他の物質が噴出しているのが確認でき、これは表面の氷に亀裂が入って起こるとされている。

今回の写真は、土星探査機カッシーニにより2011年11月、エンケラドゥスから14万5,000km離れた地点から撮影されたもの。なお、カッシーニはその役目を2017年9月に終えており、同年9月15日、土星の大気圏に突入し20年の生涯を閉じた。

生命の可能性があるものの、まだ発見には至っていないエンケラドゥス。また、土星最大の衛星であるタイタンには液体の水は存在できないものの、液体メタンとエタンが湖を作っていることがカッシーニの発見により判明している。カッシーニの運用は終わってしまったが、土星探査にはまだまだ夢がありそうだ。    

All Aglow (NASA)

RELATED POST