ちゃんと睡眠、とれていますか?米大学が睡眠不足の健康被害を調査

仕事や育児が忙しく、毎日眠たい目をこすりながら生活している大人は多いのではないだろうか。2014年に発表された資料によると、日本人の平均睡眠時間は7時間43分。これは韓国に次ぐ短さだ。

では短い睡眠は、我々の生活にどのような影響を与えるのか?海外メディアによると、カリフォルニア大学の研究チームは、60代・70代・80代前半の女性21,000人以上を調査した。結果、睡眠時間が少ない人ほど肥満や高血圧の割合が高かったという。専門家によると、これらの年齢層の人は少なくとも7時間の睡眠が必要だとしている。

また、カナダのウェスタンオンタリオ大学による実験では、5人のボランティアに協力してもらい、睡眠不足がもたらす影響を調査。5人は夜にいくつかのテストを受け、その後午前4時まで寝ることが許されなかった。それから4時間だけ睡眠が許され、起きてから同様のテストを行なったところ、5人中3人の成績が大きく下がったという。1人はあまり変わらず、もう1人は逆に成績が上がったということだ。

その後、5人はMRIで脳の中の血液の流れを測定。結果、睡眠時間が4時間だった日は、普通に睡眠をとった日に比べ、脳内の血液の流れが大幅に少なくなっていることが判明した。特に前頭葉と頭頂葉の血液量が大きく減少しており、これにより判断力、問題解決力、記憶力の低下が引き起こされるという。

判断ミスは仕事でも生活でも大きな事故につながりかねない。本当にいい仕事するためには、十分な睡眠を取ることは必須と言えそうだ。 

4 Your Health: brain tumors in dogs; concussion awareness; sleep effects on health (KVOA.com)
How lack of sleep affects the brain (BBC)