犬用のある医療品が米国で人気?大きな議論を呼ぶその製品とは

大麻(マリファナ)は世界中の多くの国で麻薬として規制されている。所持しているだけで犯罪となる国がほとんどで、国によっては死刑になる場合もあるほど重い罪とされている。日本でも「大麻取締法」でその所持、栽培、譲渡などが厳しく制限されており、年間の逮捕者は1,500~3,000人と言われている。

そんな大麻だが、国によっては使用が認められていたり、グレーゾーンだったり、「医療用大麻」として積極的に医療に利用されたりもしている。特に欧州やオーストラリア、カナダや米国の一部の州などで医療用大麻は合法であり、痛み止めやガンの化学療法に伴う吐き気の緩和などに使用されているという。

そんな中、今米国でペットの犬用医療大麻が普及を始めていると、BBCが伝えている。犬用のおやつや、オイルやクリームとして、大麻を摂取できる製品が販売されているのだ。これらの製品はカンナビジオール(CBD)という麻由来の成分が含まれており、犬の不安や慢性の痛みを和らげるために使用されるという。副作用としては眠気や喉の渇きが知られているものの、興奮状態にするほどの量の成分は含まれていない。

米国内でももちろん賛否両論ある犬用医療大麻だが、製造業者によると購入者の多くはガンなどのような重い病気で死が近い犬や、ひどい関節痛の痛みに悩まされている犬のため、最後の手段として購入しているという。また、購入には飼い主が医療大麻購入免許を持っている必要がある。

この動きに対して、倫理的な観点から米国内ではすでに議論が生まれていることは忘れてはならない。

Pot for pets: Could medical marijuana help your dog? (BBC)
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