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マクラーレンのデザイナー、スーパーEVカーの登場までには「未だ長い道のり」

イギリスのマクラーレンは完全電動のスーパーカー(スーパーEVカーとでも呼ぼうか)を作っているようだが、その完成までにはまだ乗り越えなければいけない長い道のりが待ち受けているようだ。

マクラーレンでエンジニアリング・デザイン・ディレクターを務めるDan Parry-Williamsによると、すでにこのスーパーEVカーのミュール(テスト用の車両)は存在するとのこと。しかしすでにミュールがある理由の一つは如何にして完全に電動名車で運転者が没頭できるようにするかを探るためであり、運転者が没頭できるような製品を作り出すまでにはここから「まだまだ長い道のり」だという。(なおトップ画像はマクラーレン初のPHEV車、P1。)

その道のりのなかでも一番の問題はバッテリー技術。トラックで高いパフォーマンスを出すのに必要なエネルギーはとても高く、まだバッテリー技術がそれに十分な点まで発展していない。だが技術は確実に進歩しているとParry-Williamsはしているが、「どの方向に行くのかが疑問」だという。現在は、よりエネルギー密度が高く、長距離走れるようなバッテリーに対しての投資の方が、高パフォーマンスを生み出せるような出力密度の高いバッテリーよりも多いのだという。このうちスーパーカーが必要とするのは後者の高パフォーマンス用のバッテリーだ。

なお今年8月にAutocarの「情報元」からの話として、マクラーレンは同社が将来出すEV車は、マクラーレンの「675LTのようなパフォーマンス」を持たなければならないとしていると報じている。そのようなパフォーマンスを持つスーパーEVカーが出てくるのは、いつのことになるだろうか?

McLaren EV test car highlights challenges of electric supercar(Autocar)

McLaren Ultimate Series cars in development(Autocar)

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