Credit : NASA

NASA、2020年代に行うミッションのファイナリストを選出…彗星かタイタンか

NASAは2020年代に行うミッションの選考を行なっている。ミッションのコンセプトは幅広く募集され、今年の4月に12個のコンセプトの中から2案がファイナリストとして選出された。1つ目は、彗星からサンプルを持ち帰るというミッション。2つ目は、ドローンのようなロボットが土星の衛星であるタイタンの生活に適した場所を探すというミッションだ。

    

「Comet Astrobiology Exploration Sample Return(CAESAR)」と命名されたミッションは、欧州宇宙機関(ESA)の彗星探査機「ロゼッタ」によって観測された「67P/Churyumov-Gerasimenko」という彗星に着陸。サンプルを持ち帰り、その起源や歴史に迫るというもの。ニューヨークにあるコーネル大学のSteve Squyres氏が主導する計画だ。

    

もう一方は「Dragonfly」と命名されたミッションで、とドローン型ロボットクラフト「Dragonfly」を土星の衛星であるタイタンに送り、居住可能な環境を調査する。タイタンには地球によく似た地形や気象現象があると考えられているからだ。メリーランド州、ジョンズ・ホプキンズ大学のElizabeth Turtle氏が主導する計画だ。

    

CAESARとDragonflyは両方とも2018年末まで資金援助を受け、その計画を詳細まで練り上げる。NASAは2019年春にどちらか一方を選び、実現に向けて動き出す予定だ。彗星のサンプルか、土星の衛星タイタンの調査か…あなただったら、どちらを選ぶだろうか?

    

NASA Invests in Concept Development for Missions to Comet, Saturn Moon Titan (NASA)

    

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