Credit : WowWee

全米で在庫切れ状態?新しいタイプのペット型おもちゃ「Fingerlings」

アメリカではまだまだ「デジタルペット」の人気が衰えないようだ。

去年のクリスマスプレゼントに人気No.1だった『生まれて!ウーモ』(英語名:Hatchimals)に変わって、今年は『Fingerlings』がおもちゃ市場に旋風を巻き起こしているらしい。米ビジネスインサイダーによれば、あまりにも人気が高すぎてどこのおもちゃ売り場も在庫切れ状態。入荷しても即売り切れてしまうという。店舗によっては在庫がないことに苛立ちを隠せない顧客と従業員とのいさかいも勃発しており、まったく穏やかではないクリスマスだ。

Fingerlingsとは写真のとおり、体長13センチほどの小さな手乗りのおサルさんだ。頭部にタッチセンサー、腹部にモーションセンサー、くちびるにマイクセンサーを搭載しており、人間(飼い主?)の問いかけや動きに合わせて40パターン以上の反応をする。ハイトーンな声はちょっとミニオンズのようにも聞こえるが、わりと可愛らしい。体を横にするといびきをかいて寝てしまったり、投げキッスを送るとキスを返してきたり…。ペットとしての愛くるしい要素がたくさん詰まったちいさな「相棒」は、ピンクだったり、キラキラだったり、主に女子のハートをときめかせる仕様となっている。

人気の秘密は15ドル(約1,700円)という安価な料金設定にもあるかもしれない。2月に販売を開始した直後から爆発的な人気を博し、限定商品を展開しているWalmartやトイザらスでは恒久的な品切れが続いているそうだ。あまりの人気ぶりにWalmartのネットショップやアマゾン、eBayなどでニセモノのFingerlingsが横行しており、10月にはFingerlingsの販売元であるWowWee社がニセ商品をネットで販売していた165社を相手取って訴訟を起こしている。それでも、なんとしても自分の子どものためにFingerlingsを手に入れたい!と必死な顧客がネットでニセモノをつかまされるケースが後を絶たないようだ。

流行が時代を写し出す鏡だとすれば、このバーチャルなペットを求める世相は何を意味しているのだろうか。

ちなみに、日本では『ハグミン』という商品名で売り出しており、今記事執筆時点では国内のトイザらスなどで買うことができるようだ。手乗りモンキーに癒されたい人は、ぜひ。

This year’s hottest toy is sold out everywhere — and it’s making everyone furious (Business Insider)

Fingerlings Official Website (WowWee)

Hugmin(ハグミン)公式サイト

Fake Fingerlings: WowWee granted temporary restraining order against nearly 200 counterfeiters (CNBC)

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