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夜間の15分おきの鐘つきは騒音か否か…スイスで裁判

スイス・ヴェーデンスヴィルにある教会。250年の歴史を持つこの街の教会の鐘は、伝統的に15分に一度鳴らされてきた。1時間ごとではなく、15分に1度、である。

昼間だけならまだいいかもしれないが、この鐘は夜中も鳴らされる。そんな状況にしびれを切らしたのは、教会から200mの距離に住む夫婦だ。夫婦が裁判所に訴えた結果、2015年には午後10時から朝7時までの間の鐘つきが禁止された。ヴェーデンスヴィルの夜に静寂が訪れたのだ。

それから2年経過し、今度は夜間の鐘つき禁止に反対する住民ら2000人以上が抗議活動を行った。そして、なんと裁判所は前回の判決を覆し、再び夜の鐘つきが許可されたのである。

そうなると、教会近くにすむ夫婦は、鐘の音を我慢するか引っ越すしかなくなってしまいそうだ。だが、この教会の鐘は街にとって非常に重要な伝統であり、人々の生活の中に根ざした要素となっているなどとして市議会も喜んでいるとしている。

250年の間15分おきに鳴らし続けていた鐘の音は、そこに住んでいない我々には理解できない重要な意味を持っているのだろうか。

Swiss church bells can chime again at night, says court(BBC)

Medienmitteilung Kirchenglocken in Wädenswil schlagen nachts weiterhin die Viertelstunden(Stadt Wädenswil Online)

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