「ツンツン」なアイツを「デレ」させる方法とは?手乗りハリネズミへの道は一日にしてならず

その名の通り、背中全体がトゲトゲの“針”で覆われたハリネズミ。つぶらな瞳に短く小さな手足、体全体のまんまるとしたフォルムがなんともキュートな彼らは、絵本やオシャレな雑貨などのモチーフとしてたびたび登場する人気者だ。

最大の特徴である針は、実は体毛がまとまって硬化したものであり、身に危険を感じるとそれを逆立てて敵を威嚇する。近年ハリネズミをペットとして飼う人が急増しているが、臆病で警戒心が強い性質ゆえに、飼い始めは触ろうとするとビックリして体を丸め、針を立てられてしまうことも多いという。

とは言えハリネズミを飼うならば、無防備なおなかをこちらに向けて手のひらにすっぽりとおさまる姿を愛でたり、できることなら手の中で寝かしつけて、そのぬくもりと可愛い寝顔を楽しみたいもの。その実現のために何よりも大切なのは、焦らず時間をかけて彼らからの信頼を得ることだ。

まずは小屋の中に飼い主の匂いのついた布切れを置いたり、優しく声かけしたりすることから始め、飼い主を安心できる存在だと認識させる。そして、お楽しみの触れあいタイムも5分程度の短時間から徐々に増やすようにし、グルメで偏食なハリネズミを満足させるエサを用意し続けることも重要だという。

彼らが人間に慣れてくれるまでには、個体差はあるものの半年から1年、あるいはそれ以上かかると言われている。長い時間をかけ、ようやく彼らと心を通わすことができたとき、その愛くるしい姿はそれまでの苦労を一瞬にして吹き飛ばしてくれることだろう。