Credit : Creative Commons

10歳の子供が猫にインタビュー…そこからみえてくるコンセンサスとは

猫のココちゃんは最近、10歳のGabiちゃんからインタビューを受けた。そのインタビューの内容を記したノートが、父親でTVディレクターのPaul DuaneによりTwitterで公開されて以来、インターネット上でこのインタビューは一躍有名になった。そのインタビューとはこういった内容だ。

私:ココ。頭をなでていい?

ココ:もちろん!

私:背中は?

ココ:いいよ。

私:お腹は?

ココ:オマエにはもう二度とお腹を触らせない!!

私:足は?

ココ:ダメ!!!

私:しっぽは?

ココ:もちろんダメ!

私:おしりは?

ココ:オマエどうかしてるのか?!?!もうインタビューはおしまいだ!!!

実際にココちゃんを触りながら反応を見てのインタビューだったかどうかは不明だが、お腹を触る下りからはココちゃんの回答が全て大文字で強調して書かれるなど、ココちゃんの嫌がりようはなかなかの切迫感を伴って表現されている。全てが創作だとすればGabiちゃんのコメディーのセンスもなかなかのものだ、ココちゃんがインタビューを打ち切るところなんか思わず笑ってしまう。

猫の気持ちになって考えれば「そりゃそうだよな」と思う人も多いかもしれないが、Teen Vogueは、これを「コンセンサス」の好例だと報じている。頭を触ってもよかったからって、お尻を触ってもいいというわけではない。相手が了承するに違いないと自分で考えても、実際に相手がそう思うとはわからない。なので相手の了承を得るべきであるということだ。

今年10月以降、ハリウッドから広まった「#MeToo」というムーブメントがある。セクハラの被害を受けた人が「#MeToo」のハッシュタグと共に自分が受けたセクハラをSNSで語ったものだ。このムーブメントは国を超えて広がり、セクハラを受けることがどれだけ一般的な問題になっているのか、そこに潜む社会的な問題を明らかにすることとなった。

今回のインタビューでは、猫であるはずのココちゃんが擬人化されて人語を話しているが、果たしてココちゃんが人間だった場合、このインタビューにはどういう意味合いがもたらされるのか。「#MeToo」問題と絡めて考えると、いろいろと見えてくるものがありそうだ。

This Girl’s ‘Interview’ Made Her Cat Internet Famous for a Hilarious Reason(Time)
Cat Interview Explains Consent(Teen Vogue)
Paul (father of the more famous Gabi) Duane(Twitter)

RELATED POST