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空からクリスマスプレゼントを持った兵士が降ってくる?

兵隊さんたちが、空からオモチャを持って降りてくる。なんて不思議なクリスマスだろうか。

「軍隊」「おもちゃ」「空から降ってくる」と言えば、「空から降ってきてオモチャかと思い子供が手に取ると爆発する地雷」として語られるソ連の空中散布式対人地雷「PFM-1」が有名だが、今回お伝えするのはそんな暗いものではない。

1998年から行われるこの「Operation Toy Drop」(オモチャ投下作戦)は今年で20回目だ。アメリカノースカロライナ州のフォートブラッグ駐屯地にて行われた作戦に今年参加したのは、アメリカ陸軍とカナダ、コロンビア、ドイツ、イタリア、ラトビア、オランダ、ポーランド、スウェーデンの空挺部隊。これは地域の恵まれない子供達のために、空挺部隊がサンタさんのように空からやってきてオモチャを寄付する(サンタさんのように煙突から家宅侵入するわけでは無い)というもの。

ただ単にオモチャを届けるというだけでなく、より実践に近い形での空挺訓練としての機能も果たす作戦だ。米陸軍の兵士や陸軍予備役たちは経験を積んだ海外の空挺隊員達の元で訓練し、寄付されたオモチャやぬいぐるみと共にパラシュートで降下する。とは言っても街中にパラシュートで降ってきてプレゼントを手渡しするというわけでは無く、着陸地点は訓練用の開けた土地だ。

願わくば彼ら兵隊が戦地にパラシュートで降りて来て、プレゼントの代わりに銃弾を放つような未来が来ないことを願おう。

Soldiers Train, Provide Christmas Cheer at Operation Toy Drop(U.S. Department of Defense)
Butterfly mine(THE RÖHSSKA MUSEUM)

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