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これからも「歴史上最も暑い夏」は続いていくかも

地球温暖化が叫ばれ始めてからかなりの年月が経ったものの、その解決策はいまだ具体的に示されていない。そして温暖化は待ってはくれず、2017年の夏も大変暑いものとなった。

そんな中、悪いニュースは続くことになる。世界気象機関(WMO)の発表によると、過去3年間は歴代で最も暑い年であったというのだ。アジアで摂氏50度が観測され、カリブ海や大西洋では巨大なハリケーンが発生するなど、異常気象による人間の生活への影響も出始めている。

Earth’s Future紙が伝えたところによると、こういった「異常気象」は今後「異常」でなくなるという。北半球において、記録的な酷暑は過去40年間と比べ、実に70倍もの確率で訪れるというのだ。そして過酷な気象による死者は現在の年平均3,000人から、2100年には152,000人にもなると見積もられている。

カナダ、ビクトリア大学のFrancis Zwiers氏とその研究チームは、過去40年間の気温と湿度の気象モデルと観測データを比較。その結果、95%の確率で人間の出したCO2と温室効果ガスが、暑い夏を引き起こしているということを突き止めた。そして現在のCO2の量は、150年前から44%も増加しているという。

今後も「歴史上最も暑い夏」の記録が更新していく。人類はなんとかいち早く解決策を見つけなければ、地球は生物の住めない星になってしまうかもしれない。地球温暖化は待ってはくれないのだ。

Recent very hot summers in northern hemispheric land areas measured by wet bulb globe temperature will be the norm within 20 years (AGU Publications)
Every other summer expected to break heat records by 2030 (ZME Science)

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