Credit : NASA

NASA、宇宙ステーションから「パラシュート」の実験

11月12日、NASAは食パンほどの大きさの超小型人工衛星を打ち上げた。その名は「TechEdSat-6」。国際宇宙ステーション(ISS)に向けて打ち上げられたその人工衛星は、次世代コミュニケーション&ワイヤレスセンサーネットワーク「Exo-Brake」の実験の一環となる。

「TechEdSat-6」は11月20日、実験を開始するため地球の低周回軌道に投入された。今回で4機目となる「Exo-Brake」を搭載した「TechEdSat」は、宇宙から実験結果を安全に持ち帰る新しい手段となるという。

「Exo-Brake」は、小さなものなら特殊なパラシュートの引っ張る力だけで周回軌道から抜け出し、地球に帰還することが可能だ。現在の目標は、地球に実験結果を安全かつ低コストで持ち帰ることだが、このシステムを応用してNASAは小型宇宙船を火星の表面や太陽系内の他の場所にも送ることができるようになるとしている。

「TechEdSatシリーズ」はNASAの若手職員、インターン生、そして多くの大学の学生たちによって研究・開発が進められているという。宇宙ステーションから「パラシュート」で実験結果を地球に届けるという面白い発想は、若い世代ならではと言えるかもしれない。今後の宇宙開発でも、多くの若者たちが活躍することだろう。

NASA to Test Advanced Space Wireless Network and Device for Returning Small Spacecraft to Earth (NASA)

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