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ブラックフライデーは暴力事件が増える?米調査データが示す

ブラックフライデーをご存知だろうか?

米国のドラマなどを観ている人にはお馴染みかもしれないが、ブラックフライデーは米国において11月の第4金曜日に行われる大セール。感謝祭の翌日にあたり、いわゆる「年末商戦」の始まりとなる。多くの店舗がとんでもない安値で様々な商品を放出することから、徹夜で並ぶ人々の姿や客同士のトラブルが多く見られることでも知られている。

REVIEWS.orgは、2006年~2016年の調査を元に、ブラックフライデーに暴力事件が起こる危険度を表したデータを公表している。データによると危険な州は上位から、テネシー州、アーカンソー州、アラバマ州、ルイジアナ州、ネバダ州となっている。ネバダ州以外はすべて米国南東部だ。逆に危険度が低い州は上位から、メイン州、バーモント州、コネチカット州、ニューハンプシャー州、ロードアイランド州と、どれも米国北東部に集中している。

また、過去に暴力事件が起こった場所は、世界最大のスーパーマーケットチェーンであるウォルマートが最多で57.1%。実に全体の6割近くがウォルマートで起こっているというデータだが、これに関してはウォルマートの店舗数が米国最多であることや、ウォルマートがブラックフライデーにかなり力を入れたセールを行うために客同士の競争が激しくなるのが原因だろうとしている。

ブラックフライデーに起こる暴力事件の種類は、1位が「踏まれる」で30%。開店前に多くの人が並び、開店と同時に目的の商品まで走り出すことから途中で押されて転倒する人が続出。後から来た人に踏まれて怪我をする人が多いということだ。そして2位は「銃撃」で26.7%。商品の取り合いが発砲事件に繋がってしまうという、悪い意味で「アメリカらしい」事件だ。

REVIEW.orgでは、公表したデータの最後に5つの「ブラックフライデーを生き残るコツ」を記載している。 

1, 計画を立てる

2, 必要なものだけ持ち歩く

3, 携帯電話は充電しておく

4, 危険を感じたらその場から離れる

5, ブラックフライデーに外出しない 

一番確実なのは、5の「外出しない」だろう。今はオンラインショップなどでも多くの安売りが行われており、わざわざ実際の店舗まで行って危険を冒してまで安いものを買う必要性は薄くなって来ている。

日本でも一部の店舗などでブラックフライデーが導入され始めているが、あまり馴染みがないためにここまで危険な状況になることは少ないだろう。だが、このシーズンに米国に行くのであれば、知っておいても損はない。

These States Are at High Risk for Black Friday Violence (REVIEW.org)

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