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考古学史上最大の発見!? 伝説の超古代文明・アトランティス消失の謎に最新テクノロジーで迫る

ある特定の人物の所在や消息、安否がわからなくなってしまうことを“神隠し”と言ったりするが、これはなにも人間にだけ起こりうる事象ではない。とはいえ、レーダーや衛星によってあらゆるものの動向を監視・捜索することが可能となっている今日において、運航中の大型旅客機や巨大貨物船がこつ然と姿を消すなどとは、にわかには信じがたいものがある。だが現実として、乗客・乗員はおろか機体さえ見つかっていない「マレーシア航空370便失踪事件」なども、わずか数年前に起こっているのだ。 

『ミッシング~迷宮事件の謎~』シリーズは、こうした説明のつかないミステリアスな事件における有力な仮説を検証し、最新科学の力をもって大きな謎に挑む番組。今回メインで取り上げられたのは、失われた伝説の超古代文明「アトランティス」だ。もはや迷宮入り事件どころかオカルトの域に達しているテーマだが、アトランティスが存在した場所の特定という“考古学史上最大の発見”に最新のテクノロジーを駆使して立ち向かうというのだから、ロマンと好奇心を掻き立てられずにはいられない。 

約1万2000年前に現代をしのぐほどの高度な技術を持ち、隆盛を極めた文明でありながら一夜にして海中に沈んだとされるアトランティス大陸。古代ギリシャの哲学者プラトンが書き残した著書には、その手掛かりとなる51の記述があるという。番組では、最先端のデータ分析ソフトを使い、かの地の歴史や地理的な特徴といった事実のみをプラトンの記述と照らし合わせていくことで、その場所の特定を試みる。先入観が入る余地のない、極めて科学的かつ客観的な視点を保つことができる手法だ。 

都市をたった1日で消滅させうる自然現象はそうそう起こるものではなく、大規模な火山噴火あるいは地震、それにともなう津波ぐらいと予想される。だが、コンピューターが候補としてはじき出したいくつかの場所は、そうした要因をもってしても1日で壊滅に至るとは到底考えにくい地形であったり、プラトンの51の手掛かりのうちの半分にも合致しなかったりと、いずれも決定的要素に欠けるものだった。

 やがて一行は「“51”の手掛かりの解釈そのものを間違えていたのかもしれない」という思いへとたどり着く。古代ギリシャ語の解釈の幅を広げることで得た情報をもとに、データ分析ソフトが指し示したのは全世界でたった一か所、これまで調査が行われたことのない場所だった。この結果は、これまで信じられてきた「アトランティスは海に沈んだ」という大前提を大きく覆し、現存する“陸地”にその文明の残骸を残しているのでは?
という全く新しい視点を調査スタッフにもたらしたが……。

 現代が誇る最新鋭の科学技術と、確たる証拠の見つかっていない伝説の超古代文明。対極に位置する両者がせめぎ合うかのように重なっては離れ、離れては重なる様は、知的好奇心をおおいに刺激するエンターテインメントとして存分に楽しめること間違いなしだ。  

ミッシング~迷宮事件の謎~アトランティス消失」はディスカバリーチャンネルにてご視聴頂けます。ディスカバリーチャンネルを未視聴の方は、こちらからご確認ください。

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