ハリケーンもへっちゃら!自給自足のヨットハウス

温暖化により海面が上昇し、地上に人々が住める陸地が無くなった未来…そんな、映画『ウォーターワールド』のような世界でも問題無く生きていけそうなのがArkupの「生活できるヨット」だ。

これは、スタートアップ企業Arkupとオランダの建築家Koen Olthuisによるプロジェクト。Olthuisは気候変動に危機感を持っている建築家で、彼は絶え間なく変わりつつある環境に適応できる様々な建築を発表している。

今回発表されたArkupのヨットは、船体下部に備えたスクリューで7ノットで航行することもできるが、ただのヨットでは無い。一見、海上に見える部分はガラス張りの美しい家にしか見えないのだ。しかし同時にこの「家ヨット」はただヨットと家とを掛け合わせただけではなく、サステナブルな存在でもある。屋根にはソーラーパネルを採用している他、屋根部分に降り落ちた雨水は回収、濾過して使用することもできる設計だ。

また、暴風に煽られて漂っていくことの無いように、家の四方から約12mの柱状の油圧式アンカーを降ろすことができるようになっている。これにより家を4本の柱で海面から持ち上げて、流されていかないようにするのだ。

Olthuisが海外メディアに語ったところによれば、この家はまた水面とともに上下することでカテゴリー4のハリケーンに相当する風速約250km/hの風にも耐えることが可能だということだ。価格は200万ドル(約2.2億円)で、来夏の販売を目標としている。

(Arkup)

These $2 million floating homes are designed to withstand Category 4 hurricanes(Business Insider UK)

Waterstudio.NL is an architectural firm located in the Netherlands that is confronting the challenge of developing solutions to the problems posed by urbanization and climate change.(Waterstudio.NL)