ローマ法王に最新のランボルギーニ寄贈!目的はチャリティ

11月15日、イタリアの高級スポーツカーメーカーランボルギーニは、最新型『ウラカン』の特別仕様車をバチカン市国で現ローマ法王フランシスコに寄贈した。ローマ法王はクルマの鍵を受け取ると、運転席に乗り込み、颯爽とその場を後にした…わけではない。

今回寄贈された特別仕様の『ウラカン』は、4つのチャリティイベントに使用される。ローマ法王特別仕様で白と金色が施された当モデルは、ロンドンのオークションハウス「Sotheby’s」で競売にかけられ、収益金はローマ法王フランシスコの名で4つのチャリティイベントに寄付されるということだ。

ランボルギーニ『ウラカン』は18万3,000ユーロ(約2500万円)からだが、今回は特別仕様ということもあり、かなり高額での落札が予想される。

寄付金は、カトリック系慈善団体の「Aid to the Church in Need」、高齢者やホームレスなどを支援する「John XXIII Community」、そしてアフリカで活動する2つのイタリアの慈善団体に寄付される。

Credit: Getty Images
 
ローマ法王フランシスコは交通手段に庶民的な乗り物を利用することでもよく知られ、2015年にエクアドルを訪問した際にはジープ『ラングラー』に乗り、米国を訪れ際にはフィアット『500L』に乗る姿が目撃されている。バチカン市国内の移動にも大衆車のフォード『フォーカス』を利用しているローマ法王フランシスコ。

2013年には聖職者たちに対し「クルマは多くの仕事を行うのに必要です。しかし質素なものを選びなさい。もし贅沢なクルマが欲しいならば、今世界でどれだけの子供たちが飢えで死んでいっているのか考えなさい」と説くなど、クルマ選びにも庶民的な感覚を持つことを勧めている。世界中の貧しい人々と近い目線に立とうとする考えがあるからこそ、多くの人の心を捉えているのだろう。

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