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2009年に見つかった巨大な足跡、実は新種の恐竜のものだった

2009年にフランスの小さな村Plagneで発見された巨大な足跡、その正体は新たな恐竜だった。

海外メディアの報道によると、この足跡は1億5000年ほど前、ジュラ紀のチトニアン時代初期のもので、幅1m以上もあり、5本の足指の跡があるとのこと。発見当時はアンフィコエリアスのものではないかという説もあったのだが、リヨン地質研究所(Laboratoire de Geologie de Lyon)によれば、この足跡を残した恐竜は35トンの重さと、全長は少なくとも35mの新たな恐竜のものだ。

この新たな恐竜は「Plagneの雷足」といった意味の「Brontopodus plagenensis」と名付けられた。Brontopodusという「生痕属」は、これまでに恐竜そのものの化石は見つかっておらず、足跡の化石(生痕化石)しか残っていない(そのために「属」ではなく「生痕属」と記されるのだ)。この生痕属の足跡は、ディプロドクス科(たとえばスーパーサウルス属)の恐竜の足跡に似ているものの、それらと比較すると足指の数が多い。
ほかにも巨大な恐竜の足跡としては、1.06mの長さ、0.77mの幅を持つティタノサウルス類のものとされる足跡が昨年ゴビ砂漠で見つかっている。今年に入ってからはオーストラリアで竜脚下目のものとされる1.7mの足跡が見つかっている。なお、ティタノサウルス類も竜脚下目だし、Brontopodusも生痕目は竜脚下目とされている(トップの画像も竜脚下目ディプロドクス科アパトサウルスのものとされる模型だ)。

足跡などの生痕化石から新たな恐竜が見つかるというのはなんだかまるで、姿の無い犯人を推理するかのようだ。太古の地上を闊歩していたこの生物そのものの化石も見つかる日が来ることを心待ちにしたい。

‘Thunderfoot’ dinosaur was responsible for world’s longest footprint track (The Telegraph)

World’s largest dinosaur prints found in France(The Telegraph)

One of the largest dinosaur footprints ever found unearthed in Gobi desert(The Guardian)

World’s largest dinosaur footprints discovered in Western Australia(The Guardian)

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