Credit : Terrafugia

米国の空飛ぶ自動車ベンチャー、中国の大手自動車企業が買収

空飛ぶ自動車というと、まるでSFの中のもののように感じる人も多いかもしれないが、すでにテスト飛行まで完了し、市販化に向けて動いている企業も存在する。米国マサチューセッツ州に拠点を持つTerrafugia社もその内の一つだ。

Terrafugia社は、空飛ぶ自動車「The Transition」を2012年のニューヨーク国際オートショーに出展。翼を折りたたんだ小型飛行機のような形をした自動車は、279,000ドルからという価格も発表されていた。2人乗りで、燃料にはガソリンを使用。地上での最高速度は105km/h、飛行中の最高速度は185km/h。空中航続距離は787kmで、パラシュートも搭載する。

Terrafugia社は2006年、マサチューセッツ工科大学の卒業生らにより、電気で空を飛ぶ自動車の開発を目指して設立された。そんな米国の空飛ぶ自動車製造企業が、先日、中国の大手自動車会社の親会社である浙江吉利控股集団に買収されたと発表された。浙江吉利控股集団は傘下に中国の自動車メーカー吉利汽車や、スウェーデンの自動車メーカーボルボを持つ。今回の買収は中国、米国両国からの許可が無事におりたが、買収金額は公表されていない。

空飛ぶ自動車の開発は今後も米国内で続けられ、最初の市販モデルとなる空飛ぶ自動車は2019年に発売される予定だ。また、垂直に離陸・着陸できるモデルも2025年までには実現するとしている。

 

Terrafugia

Geely acquires U.S. flying-car developer Terrafugia (Automotive News)

Terrafugia’s $279,000 Roadable Aircraft Lands at the New York Auto Show, Watch it in Action (Car Scoops)

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