まるで映画!インドでトンネルを掘り銀行強盗

インドはムンバイで国有銀行から現金や宝石が盗まれた。とは言っても正々堂々と玄関から入って盗んだわけでは無い。トンネルを掘って銀行に侵入し盗みを働いたのだ。

犯人達は銀行近くの建物を借りて、4ヶ月かけて8mのトンネルを銀行まで掘っていたようだ。しかもその間怪しまれないように、借りた建物では表向きの商売として食料品店を営業していたという。銀行への侵入と強盗は銀行が休みの土日の間に行われたようで、月曜に銀行員が出勤して犯行が行われたことがわかった。銀行で盗まれた金品の総額などは発表されていないが、銀行に保管されていた貸金庫225のうちの30が開けられており、中には老後の蓄え、家族代々伝わる宝石などが盗まれたという。

500メートルのトンネルを掘り銀行強盗をしようとしていたブラジルの強盗団とは比べものないほど短いトンネルだが、今年10月実際に強盗に至る前に逮捕されてしまったそちらとは違い、今回のインドの強盗はトンネルは短くとも成功させているのが大きな違いだ。

なお同様の事件としては、イギリスで1971年に15mのトンネルが堀られ、銀行の現金や貸金庫の中身が盗まれたものがある。「Baker Street robbery」(ベーカー通り強盗事件)として知られるこの強盗事件では、事件数日後にイギリス政府が国防機密報道禁止令「D通告」を発令して、メディアで事件の報道が行われなくなったことで知られる。その真相は今でも謎のようだが、この事件を巡る一つの説を映画化した『バンク・ジョブ』という映画が2008年に作られている。

India thieves dig 25ft tunnel to rob bank(BBC)

THIEVES DIG 25-FOOT TUNNEL TO ROB BANK(Mumbai Mirror)

Foiled £250m Brazil bank robbery ‘would have been biggest in the world’(The Guardian)