Credit : ESA

モロッコの衛星を積んだヴェガロケット、宇宙へ

雲のような水蒸気を巻き起こしながらロケットが漆黒の夜空を突き抜けていく。場所は日本からほぼ地球の反対側に位置するギアナ宇宙センター。赤道直下の立地は、磁場の関係から打ち上げる衛星の寿命を延ばすそうだ。

現地時間11月7日22:42(日本時間11月8日10:42)に打ち上げられたヴェガロケットは、約55分後にモロッコの地球観測衛星モハメッドVI-Aを太陽同期軌道に載せるミッションに成功し、その後大気圏の最上部で空中分解した。

今回11回目のミッションを果たしたヴェガは、欧州宇宙機構が保有しているロケット技術の中でも比較的少ないペイロード(300~2500㎏)に対応している。高さ30mの4段式ロケットで、今回の総重量は離陸時1.1トン。「ヴェガ」はイタリア語で「Vettore Europeo di Generazione Avanzata (欧州型次世代ヴィークル)」の略であり、おりひめ星として知られる「ベガ」の輝きも継承するべく名づけられたそうだ。

Vega Launches Earth Observation Satellite for Morocco (ESA) 

Arianespace (ESA)

Frequently Asked Questions on VEGA (ESA)

RELATED POST