Credit : Lamborghini Trattori

ランボルギーニはトラクターメーカー?その歴史を紹介

キリッとした目つきで、爆音を轟かせながら走る姿。ランボルギーニといえば、クルマに詳しくない人も一目見れば忘れない、独特なスポーツカーを製造するイタリアの自動車メーカーだ。 

世界を代表する高級スポーツカーを作るランボルギーニだが、実はその前身はトラクターメーカーだったということはご存知だろうか? 

ランボルギーニの創業者、フェルッチオ・ランボルギーニ氏が1949年に設立した会社が、「ランボルギーニ・トラットリーチ」。今でもトラクターの製造・販売を続けるトラクターメーカーだ。その後1963年に同氏が設立したのが、多くの人が知っているスポーツカーメーカー「アウトモービリ・ランボルギーニ」である。 

ランボルギーニ氏は第二次大戦後、軍から払い下げられた車両を使って第一号となるトラクターを製造。数年後には年に200台のトラクターを製造するようになり、搭載するエンジンも軍からの払い下げ品ではなく、イタリアで新たに製造されるものに置き換えられた。1951年にはエンジン以外すべて一から社内で製造されたトラクター『L 33』をリリースした。 

その後も続々と新モデルを製造・販売。1959年にはランボルギーニ・ブルチアトーリというオイルヒーターとエアコンを製造する会社を設立したランボルギーニ氏は、手に入れた資金を元にスポーツカー製造を始めることになる。皆の知るランボルギーニの誕生だ。第一号となる「350TGV」は1963年に発表。1964年には「350GT」となり、市販モデルが販売されることとなった。 

ランボルギーニ・トラットリーチは現在でも欧州の一流トラクターメーカーとして製造・販売を続けており、2013年には最新トラクター「ニトロ」が数々の国際的な賞を受賞している。 

ちなみにトラクターのランボルギーニもスポーツカーと同じく闘牛のエンブレムが付けられており、その個性的なデザインなど、スポーツカーにも通ずる魅力を兼ね備えている。

Nitro (Lamborghini Trattori)

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