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飼育員がアムールトラに襲われるも命に別状無し…ロシアの動物園

11月5日、ロシアのカリーニングラード動物園で、飼育員がトラに襲われる事態が発生した。 

飼育員は同動物園で20年働くベテランで、トラに襲われたときにはトラの檻を清掃中だった。飼育員が襲われたのを目撃した来館者たちは、石や椅子、テーブルを投げたり叫んだりなどしてトラの注意を引きつけ、その間に飼育員は逃げることができた。飼育員はショック状態で病院に運ばれたが、命に別状はなく、容態は安定しているという。動物園側は、飼育員が安全規則に従っていなかったために起きたことだとしており、襲ったトラ「タイフーン」に対してなにも対処は取られていない。 

トラが人を襲った事例はこの動物園ではこれまでに無く、動物園の飼育員によればこのタイフーンもこれまで攻撃的になったことはなかったという。今年16歳になるこのタイフーンと名付けられたトラは絶滅危機種のアムールトラで、2001年に生まれ、同動物園には2002年から飼育されている。なお、アムールトラの予想最長寿命は15歳とされているからかなりの高齢だ。 動物園のトラが人を襲った例は他にもあるが、その生涯で二度人を襲い、一名死亡させた米サンフランシスコ動物園の「タチアナ」は有名だ。

一度目は公開餌やり中に檻の隙間から飼育係腕にかみつき(安全上の不注意)、二度目は2007年に飼育場から脱走して(壁の高さが足りず脱走)来場者一人を殺し、二人に傷を負わせ、その場で銃殺された。なお、このタチアナもアムールトラだった。今年5月には、イギリスのハマートン動物園でも飼育員がトラに襲われて死亡する事件が起きている。

Russia zookeeper recovering from tiger attack(BBC)
Трагедия в зоопарке: тигр напал на сотрудника(KLDZOO)
Zookeeper death: Tiger will not be put down(BBC)

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