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ノルウェー海洋産業の最前線! 1日に4300万円を稼ぐ巨大海洋掘削装置に密着

お洒落な家具や雑貨が日本でも人気の北欧だが、スウェーデンやデンマーク、フィンランドと比べると、ノルウェーにはなんとなく地味な印象を抱いている人も少なくないだろう。しかし「生活が豊かになって、ノルウェー人のジャガイモ離れが進んでいる」なんて言われるほど、この国のエネルギー産業は活発だ。

グレートブリテン島とヨーロッパ大陸との間に広がる北海。その中でもノルウェー、イギリス、デンマーク、ドイツ、オランダの経済水域をまたぐ北海油田には多くの石油が埋蔵されており、ノルウェーの石油輸出量は世界でも上位に入る。 

年間300憶ドル規模と言われるノルウェーの海洋石油生産は、どのように行われているのか。『密着!世界の巨大船 海洋掘削装置インターセプター』は、巨額を投じて設計された最新・最強のジャッキアップ型海洋掘削装置「マースク・インターセプター」が洋上に設置されるまでを追ったドキュメンタリー番組だ。 

“リグ”と呼ばれる海洋掘削装置は、海底油田開発には不可欠な巨大施設。海底から石油やガスを掘り出して生産するのに必要な作業クルーや機械類を収容するために設置される、会場の要塞のような装置だ。中でもインターセプタ―は最新技術を詰め込んだ世界最大級の巨大リグで、6憶5000万ドルという途方もない金額をかけて建設された。 

荒天の多い海で石油を採掘するインターセプターは、全長約89メートル/幅約105メートルという、30階建てクラスの高層ビル並のサイズ。さらには長さ200メートル以上の“脚”を装備しており、重さは3万7千トンにもなる。2012年に竣工した東京スカイツリー(高さ634メートル)の重さが3万2千トンということを考えると、インターセプターがいかに巨大な施設であるかが分かるだろう。

2艇のボートにけん引されて港湾都市スタヴァンゲルを出発したインターセプターが向かう目的地は、180キロ先にあるイーヴァル・オーセン油田。1日37万5000ドル(約4300万円)/年間10億ドル(約1140億円)にのぼる石油を掘り出すために巨大施設を丸ごと移動させ、強烈な嵐と戦いながら準備を進める様子には、思わず手に汗を握ってしまう。 

何よりも圧巻なのは、超巨大なリグそのもの。鉄骨むき出しの施設の内部や巨大な装置がじっくりと動く様子は、重機マニアや工場萌え、ロボット好きな人々にとっても生唾モノのはずだ。また、個室完備で3食デザート付きという、意外と快適そうなクルーたちの生活も垣間見ることができる。 

何もかもがケタ違いのスケールの海洋産業の最前線を、迫力満点の超レア映像とともに堪能してみてはいかがだろうか。

 

 『密着!世界の巨大船』はディスカバリーチャンネルにてご視聴頂けます。ディスカバリーチャンネルを未視聴の方は、こちらからご確認ください。

 

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