某映画で悪名高き殺し屋として知られるようになってしまったサメ。そんな一般的な認識とは裏腹に、実はとてもおとなしいサメも存在することをご存じだろうか。これから紹介するサメたちはプランクトンなどを吸い込み濾過して食べているため、人間への危険性は低いと言われている。
まずは約40年程前に発見されたばかりのメガマウス。実際にその存在が確認されたのは100匹以下という、かなりの希少種だ。
またウバザメは遠くからみると怖そうに見えるが、その大きな口で食べるのは、プランクトンのみ。世界中の海に生息するが、おとなしいサメで動きも比較的スローと言われている。
水族館などでも人気者のジンベエザメも、実は濾過接触者。優雅な泳ぎ姿でも知られ、海では最大のサメと言われている。その口の大きさは約2メートル、体長は13メートルにもなる。