わずか9日で完成!? 有名ツリーハウス職人が自身の最短記録に挑む

より大きく、より高く、より斬新なデザインを……進化していくツリーハウスを作り続ける職人ピート・ネルソン。売れっ子として多忙な日々を送る彼のもとに、新たなツリーハウス建築の依頼が舞い込んだ。

今回の依頼人は、ピートの親友であるチャーリーとステラ夫妻。スケジュール的に新たな仕事を受ける余裕がなく悩むピートだったが、「ここなら9日空いてる」と驚きの決断をする。彼の娘も「それって(工期の)最短記録じゃない?」と驚くが、ピートはすぐさまチャーリー夫妻のもとへ車を走らせた。

ノースカロライナ州カントンの山中に8万5千平米もの土地を買って暮らすチャーリー夫妻の家に到着すると、さっそく3人で建築候補地を探しに向かう。景色や工期を念頭に置きながら広大な山中を歩いていると、立派なユリの木が3本生えている場所を発見。これをホストツリー(支柱)にすることに。

シンプルな“瞑想とくつろぎ”のツリーハウスを希望するチャーリー夫妻は、他にもキッチンやトイレ、うたた寝のできる場所などをリクエスト。ツリーハウス建築のプロフェッショナルのピートでさえも初の経験となる、9日間の挑戦がスタートした。

綿密なプランを立てたピートだったが、序盤でいきなり事件が発生する。資材を運んできているトラックの積載量が12~3トンだというのだ。建築現場への唯一の道に架かる橋の重量制限は7トン。橋を渡ろうとする運転手に向かって「停まれ!」と絶叫するピートだったが……トラックは何事もなく橋を渡り切った。思わずピートは「看板に偽りありですね」と皮肉を漏らす。

ピートから工期を聞いて「マジかよ……」と不安を漏らしていた職人たちも、超人的なスケジュールをこなし、初日で床を、2日目には壁を、3日が過ぎたころには屋根まで組み立ててしまった。そして残すところ3日の段階で、グランドピアノのような曲線が美しいテラス、ミニキッチン、バイオトイレ、そして瞑想用スペースと次々に作り上げていく。

最後には内装の達人・トーリーが登場し、雰囲気のいいラグや照明、食器、鏡などの小物を設置。中には仏像のオブジェやドリームキャッチャーなど、女性ならではのセンスで瞑想に欠かせない“禅”をイメージした内装を作り上げていく。そして嵐のような内装作業を終えるとそこには、自然と融和し、木に抱かれているような気持になれる“瞑想の家”が完成していた。

いよいよお披露目となり、わずか9日間で敷地内に建てられた“秘密基地”を見たチャーリー夫妻は「ウソでしょ!?」「大傑作!」と一目見て満足した様子。すっかり童心に返り、ウッドデッキに立って「夢を見てるみたい」と感動する夫妻は、ピートと熱く抱擁しあった。

このように見事、依頼人のオーダーに応えてみせるピートの仕事ぶりを追うドキュメンタリー番組が『仰天!夢のツリーハウス』。気になる建築費用の総額などは非公開だが、番組を見てオーナーになる夢想を抱くだけで、なんだか心が癒されていくような不思議な魅力がツリーハウスには宿っているのだ。

『仰天! 夢のツリーハウス』はアニマルプラネットにてご視聴頂けます。アニマルプラネットを未視聴の方は、こちらからご確認ください。