Credit : Holland's Land O' Giants (Facebook)

これぞアメリカンサイズ!1トン超えのお化けカボチャ

人としての器と給料は大きければ大きい方が人が集まって来るものだが、アメリカではカボチャが大きければ大きいほど人が集まってくるようだ。

カリフォルニア州ハーフムーンベイで今年行われたカボチャの重量を競う世界大会、第44回「Safeway World Championship Pumpkin Weigh-Off」で一位に選ばれたのは2363ポンド、なんと約1072kgもある化け物カボチャだ。これを育てたのは、海外メディアThe Loopが「黒魔術師によるアメリカの新しいパンプキン・キング」と冗談めかして形容するJoel Holland。

このほかでもノースカロライナ州、ペンシルベニア州、カリフォルニア州など、アメリカの各地でこのようなカボチャの重量の大会が行われている。この時期はハロウィーンと重なることもあり、重量大会に限らず、ジャック・オ・ランタンのコンテストなど、カボチャ関連のイベントは全米各地で行われているようだ。

大量のカボチャスープを作りたい、とか、でっかいカボチャケーキが食べたい、とか言った人にはピッタリかもしれないが、買って帰るにも台所に入れるにも苦労すること間違いなしだろう。しかしこの巨大なカボチャには、「ただのカボチャ」以外の活用法もある。オレゴン州で10月に開催される「West Coast Giant Pumpkin Regatta」というイベントでは、お化けカボチャをレガッタ(ボートの類い)として人が中に乗り込むという、水上カボチャレースが行われているのだ。

なお、シアトルには「Great Pumpkin Beer Festival」なるものがあり、そこでは巨大なカボチャをビール樽として使用して、パンプキンビールを飲むと言うイベントも行われる。今年の同フェスティバルのために育てられた重さ1790ポンド(約821kg)の育ての親は、何を隠そうパンプキン・キングのJoel Hollandだ。実はHollandは巨大なカボチャを作るための肥料を作ったり、育て方を教える動画教材の販売などもしている「その道」のプロなのだ。

そんなことからもわかるように、こんなお化けカボチャも自然にできるわけではない。土地も豊かでないといけないし、これだけ大きなカボチャを育てるためにはスペースも十分になければならない。そして虫やカビ、病気だけでなく、動物、人によるいたずらなどにも細心の注意を払いながら育てる必要がある。そうやってこれだけ巨大なカボチャを育て上げることができたら達成感もひとしおだろう。巨大カボチャを食べたい、ボートにして乗りたい、酒樽にしたい、カボチャの馬車を作りたいという人で広大な畑を持っているのなら、巨大カボチャ作りに挑戦してみてもいいかもしれない。

An inside look at the world’s most monstrous monster pumpkins(The Loop)

How Elysian Brewing Company Turns a 1,790-Pound Pumpkin Into a Keg(Smithsonian)

West Coast Giant Pumpkin Regatta(Tualatin)

How to Grow a (Record-Setting?) Giant Pumpkin(Modern Farmer)

Holland’s Land O’ Giants

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