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連れ拐われた犬、マイクロチップのおかげで3年越しの再会へ

スタッフォードシャー・テリアの「レディーバード」は介護犬だった。レディーバードは、病気のために仕事に就けず、ホームレスとなってしまった女性を助け、一緒に道ばたで物乞いをする生活を送っていた。

そんな彼女らと知り合い、親しくなったSharon HendersonとMiss Janeは、彼女らに食べ物の世話をしたり、レディーバードを獣医に連れて行くなどして助けていた。このホームレスの女性の死の間際の願いは、自分の死後にはHendersonとMiss Janeにレディーバードの世話をしてもらいたい、ということだった。

しかし、あろうことに別のホームレスの男性によってレディーバードは連れ拐われてしまった。この男性とレディーバードはヒッチハイクした車に乗って、死んだ飼い主が住んでいたテキサス州オースティンから去って行ってしまった。

それから5年後…。痩せこけて耳も聞こえなくなったレディーバードが、オースティンから約2700km以上離れたオレゴン州ポートランドの道路脇で保護された。レディーバードを連れ去ったホームレスが死亡し、一匹でなんとか生きながらえていたのだ。3年の年月が経過し、変わり果てた姿になりながらもその犬がレディーバードとわかったのは、他でもないマイクロチップのおかげだ。そして、連絡を受けたHendersonらはレディーバードとの再会を果たせたのだ。

 2016年にはイギリスで、5年間行方不明になっていた犬がマイクロチップのおかげで元の飼い主の元に戻るという例もあるし、今年は国をまたいで行方不明になった猫がマイクロチップのおかげで2ヶ月ぶりに飼い主の元に戻った話があった。アメリカやイギリスなどでは犬にマイクロチップを埋め込むことが法律で定められているが、日本では海外から犬猫を持ち込む際や、特定動物など以外の場合は義務づけられてはいない。

Stolen dog returns to Austin after 3 years away in Portland, Oregon(FOX7)

Missing dog found half a mile from owners’ home after five years(The Guardian)

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