Credit : Chapman University

アメリカ人が最も恐怖するものランキング…トップになったのは?

アメリカ人の恐怖する対象を調査したチャップマン大学による「America’s Top Fears 2017」が公開された。それによれば、この一年でアメリカ人はより恐怖する対象が増えたようだ。

この調査では4段階で様々な物事に対する恐怖が調べられた。対象となる恐怖も様々で、蛇や蜘蛛、幽霊や閉所といった個人的な恐怖から、犯罪やテロなどの人による恐怖、自然災害などの自然の恐怖、そして政治、経済などの社会的な恐怖も対象になっている。2016年の同調査では人々が一番の恐怖として挙げたのは「政府職員の汚職」で、60.6%の人がこれを恐怖の対象として見ていた。それに次ぐ恐怖の対象は「国に対するテロ攻撃」であったが、これに恐怖する人は41%と半数以下だった。

2017年の調査では「政府職員の汚職」に恐怖する人がぐんと増え74%となった他、オバマケアに変わる医療保険法「トランプケア」への恐怖が55%、「海、川、湖の汚染」が53%、「飲料水の汚染」が50%、「将来に向けて十分なお金を持っていない」ことへの恐怖が50%と、半数以上の人が恐怖する対象が4つに増えた。

環境に関する恐怖は他にも上位10以内に「地球温暖化と気候変動」が48%で8位、「大気汚染」が45%で10位となっている。この調査結果の上位10位以内に環境汚染が含まれるのは今年が始めて。これはトランプ政権がパリ協定からの離脱を表明したり、これまでアメリカ合衆国環境保護庁EPAが定めていた農業廃水から川を守る規定などを廃したことなども原因とみられる。また飲料水に関しては、ミシガン州フリントの飲料水から基準値を超える鉛が検出されたという報道と、それに続き全米各地でも飲料水の汚染が見つかったためであろうとしている。

この研究の副産物として、恐怖とは直接関わりが無いが興味深い「超常現象」に関する発表もあった。「Paranormal America 2017」と題されたそれでは、アメリカ人がどのような超常現象を信じているのかというものである。上位項目を書き出すと:

「アトランティスなどの太古の進んだ文明が存在した」55%

「魂が場所にとりついたりすることがある」52%

「宇宙人は太古の人類を訪れている」35%

「宇宙人は現代地球を訪れている」26%

「考えるだけでものを動かすことのできる人は存在する」25%

「占い師や超能力者は未来を見ることができる」19%

「ビッグフット現実の生き物である」16%

となっている。どうやら今のアメリカではUMAよりも宇宙人の方が信じられているようだ。

In 2014, Americans Feared Walking Alone at Night. Now They’re Worried about Government Corruption (Smithsonian)

America’s Top Fears 2017 (Chapman University)

Paranormal America 2017 (Chapman University)

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