Credit : Nasa

探査機ジュノーの捉えた木星に映る謎の影、その正体は…

木星の表面にぽっかりと空いた穴のようにもみえる謎の黒い円。この写真は、2017年9月1日にNASAの木星探査機ジュノーが木星への8度目の接近通過時に捉えたもの。巨大な未確認飛行物体なのか?はたまた時空の歪みか?いやいや、そんなことはない。斜めに映っているためぱっと見円盤状に見えるが、これはゴツゴツとしたカタチの木星の第5惑星「アマルテア」の影なのだ。

木星探査機ジュノーの目的は、木星の起源と進化を理解し、太陽系の形成過程への理解を深めること。2011年8月に打ち上げられたジュノーのミッションが終わるのは、現在の予算案のままでいけば2018年7月となる予定で、最終的には軌道離脱し木星の大気に衝突しその役目を終える。

そんな木星に散りゆく運命のジュノーが撮影した画像は、「Junocam」として元画像がインターネット上で公開されている。今回のアマルテアの影を映した写真は、そうして公開されている元画像を市民科学者Gerald Eichstädtが画像処理したものだ。Junocamに公開されている元画像は自由にダウンロードでき、自分で画像処理をしてサイトにアップロードすることができるようになっている。画像処理に関して腕に覚えがある方は、試すのも悪くないかも。もしかするとジュノー存命中に今回の画像のようにNASA公式サイトに取り上げてもらえるかもしれない。

Jovian Moon Shadow (NASA)

Juno Overview (NASA)

DEORBIT (NASA)

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